感想おきば

※ネタバレ注意 見た作品の感想をかくだけのブログになります。

伏線だらけのアニメ【新世界より】

 今回、私が語るのは日本SF大賞を受賞した

こちらの作品新世界より

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こちらはだいぶ前にアニメ化された作品ですが、最近また新しく漫画になって登場したので、今回取り上げることにしました。

それでは、あらすじ、キャラ紹介、感想の順番でお届けします。

 


~あらすじ~

舞台は1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。

注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。

禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。

~キャラ紹介~

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渡辺 早季(わたなべ さき)

本作の主人公であり、語り手。町長の父と、図書館司書を務める母を持つ。210年12月10日生まれ。好奇心が旺盛で、強靭な精神の持ち主。物語開始以前から瞬には好意を抱いている。14歳の時、真理亜とは恋人同士だった。ミノシロモドキから町では禁忌とされる情報を引き出してしまい、平和だった日常から、バケネズミたちの抗争や思いもしない災厄に巻き込まれてゆく。全人学級卒業後、保健所の異類管理課に勤務。36歳の時点で覚と結婚しており、第一子を妊娠している。

朝比奈 覚(あさひな さとる)

早季の幼馴染。陽気な性格の少年。悪戯好きで、ホラ話を吹聴する癖がある。瞬とは14歳の時、恋人同士だった。美少年がタイプらしく瞬と別れた後に出来た恋人も美少年だった。全人学級卒業後、妙法農場に就職する。36歳の時点で早季と結婚しており、第一子を授かる。原作では一人称は「僕」だが、アニメ版では基本的に「俺」になっている。

秋月 真理亜(あきづき まりあ)

早季の幼馴染。赤い髪の美少女。14歳の時、早季とは恋人同士だった。長らく守の片思いの相手であったが、当番委員の投票以来、彼の思いが結実する。

伊東 守(いとう まもる)

繊細な心故に儚げな精神の持ち主。友愛園出身。呪力を用いた絵画の名人であり、これによって真理亜への恋心を表現していた。

青沼 瞬(あおぬま しゅん)

早季の幼馴染。非常に聡明で大人びている、面倒見の良い少年。物語開始以前から早季に好意を持っている。14歳の時、急に恋人だった覚と別れ、仲の良かった一班の生徒を避けはじめる。