感想おきば

※ネタバレ注意 見た作品の感想をかくだけのブログになります。

伝統踊り✖女子高生の青春ストーリー【ハナヤマタ】

今回、私が語るのはアニメの中でもかなり独特な雰囲気をもつ作品だと感じた

こちらの作品ハナヤマタ

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簡単にまとめると少女たちの青春を“よさこい”という伝統舞踊を通して描いた作品です。

それでは、あらすじ、キャラ紹介、感想の順番でお届けします。


~あらすじ~

 平穏な日々を送っていた主人公、関谷ナル。

パッとしない普通の自分にどこかコンプレックスを抱いていたのだが、

ある日ナルは月光の下に和装で舞う金髪の少女に出会う。

憧れていたおとぎ話のような光景になるは思いがけず声をかけた。

月下で舞う少女は答える「私と一緒に、よさこいしませんか?」

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唐突な展開に困惑しつつも、少しずつ非日常の世界へと踏み出していくナル

儚くも新しい少女の物語がいま、幕を開ける。

 ~キャラ紹介~

(以下公式紹介文)

f:id:senmin:20210118015326p:plain 関谷なる

容姿も顔も、なんだって普通の中学二年生。物語に出てくるようなヒロインに憧れながらも普通の毎日を抜け出す勇気を持てないでいたが、月夜に踊る異国の少女ハナとの出会いをきっかけに、「自分も輝きたい」とよさこいの世界へと踏み出す。

f:id:senmin:20210118015950p:plain ハナ・N・フォンテーンスタンド

アメリカから転校してきた中学2年生。幼い頃に旅行で日本に来た際に目にしたよさこいに魅了され、日本でよさこいを踊ることをずっと夢見ていた。なると共によさこい部を結成するも、部員集めは四苦八苦。低身長に悩むハイテンション娘。

f:id:senmin:20210118020003p:plain 笹目ヤヤ

なるの同級生で、小学校からの親友。バンドでドラムを担当するなど年相応に青春を楽しんでいるが、ひょんなことからよさこい部に名前貸しをすることに。なるとは対照的に「持ってる」女の子、かと思いきや……?実家はお蕎麦屋さん

f:id:senmin:20210118020015p:plain 西御門多美

なるの幼なじみで、生徒会副会長を務める中学3年生。なるにとっては子供の頃からの憧れの存在で、才色兼備のお嬢様だが、ファザコン気味なのが珠に瑕?なるとハナに誘われたよさこい部と、西御門の娘としての日々の努力との間で揺れることに

f:id:senmin:20210118020024p:plain  常盤真智

タミと同級生の生徒会会長。よさこい部のなるとハナに練習場所だった屋上の無断使用の禁止を宣言する。他人に対しても自分に対しても厳しい反面、親友としてタミのことを温かく見守るやさしい一面も。厳しさには実姉との軋轢が関係しているようだけど……?

  ~感想~

 

まず第一話を見て、凄く綺麗な描写に力を入れた作品だなと感じました。

オープニングや第一話もそうですが、花びらの表現が結構細かいし色々なところに散りばめられているので、鮮やかに美しく描くのを意識しているのかも?

そして主人公が本当にごく普通のキャラであることも結構衝撃的でした。

物語の中で主人公というのはキーマンになることが多いので、ある程度キャラに味付けをすることが多いです。

この作品では主人公をあえて普通の女子高生にすることで、よさこいの存在感を強く持たせたんだろうなと感じました。

主人公だけでなく、それぞれのキャラに特有の悩みや葛藤、また女子高生ならではの問題などがあり、専用のエピソードもあります。

彼女たちの過去や心情描写が繊細に描かれてて、キャラ自体に愛着がわきやすい話の構成になっていると感じます。

割と感動する話が多いので、涙もろい人は注意です。

(ちなみに作者は泣きすぎて枕のシーツを変えました。)

最終回は伏線回収や感動やらであたまごっちゃになりますが、見ていて気持ちいい作品でした。

ラブライブや青春モノが好きな方にはハマる作品だと思うので、良かったら見てみてください。