ジャンプの名作!【ヒカルの碁】
今回、私が語るのはゲーム自体は理解できないのに不思議と物語にのめりこめる
こちらの作品【ヒカルの碁】
こちらの作品、聞いたことあるけど見たことは無いという人最近は多いんじゃないでしょうか。
作者もその一人でしたが、ついに全話見終えることができたので感想共有していこうと思います。
それでは、あらすじ、キャラ紹介、感想の順番でお届けします。
~あらすじ~
運動大好き!頭を使うのは苦手。
そんなごく普通の小学校六年生である主人公・進藤ヒカルは、祖父の家で血に染まったある碁盤を見つける。
そこには平安時代の碁打ち、藤原佐為(ふじわらのさい)が宿っていた。
千年の時をこえて、主人公の心に蘇った佐為とともに進藤ヒカルは「神の一手」を極めていく
~キャラ紹介~
(以下公式紹介文)
進藤ヒカル
主人公。祖父の家の蔵で古い碁盤(ごばん)を手にとったとき、平安時代の天才棋士(きし)・佐為(さい)と出会う。この佐為との出会いによって、今まで興味すら持ったことのない囲碁にめざめていくことになる。負けん気の強いところのある反面、碁が打てなくてさびしがっている佐為に気をつかったりと優しいところも。現在、塔矢アキラを追って日本棋院院生となりプロを目指す
藤原佐為
かつては内裏で天皇の囲碁指南役として活躍していたが、指南役仲間の謀略に嵌められ都を追放、失意のうちに入水自殺してしまった。
その後江戸時代に本因坊秀策に憑依していたことがあり、作中では本因坊周作 の対局の実績は全て彼によるものという設定になっている。
秀策は流行り病で夭逝してしまい、悲しみのうちに佐為は消滅、盤面の秀策の血を媒介にして碁盤へ宿り、およそ140年の時を経てヒカルと巡り会った。
~感想~
今ではもう名前を聞くことも少なくなった作品ですが、さすがジャンプの名作と呼ばれるだけあってしっかりしたストーリー構成でした。
友達や知り合いなどから良くおすすめされていたので、結構ハードルが高くなっていたのですが期待を裏切らない仕上がりでむしろあの時代でここまで表現ができるのかと感心してしまったほどです。
聞き覚えのあるオープニングがまた一段と作品の魅力を増していて、どの場面をきりとっても作り手の思いが伝わってきます。
作中、ただの少年だったヒカルがプロ棋士になるまでの成長ぶりに、しばらく胸の熱が冷めませんでした。
また、ずっと天才棋士の佐為がついてるのではなく、しっかり終わりを設けたことにも感動しました。
もし今の時代なら、流行に乗って俗にいう「俺tueee」状態で作品が進むのだろうか…
最強モノも見ていて気持ちいいが、やっぱり成長するのが人間の魅力の一つだと思うので、今回はそれをみれてとても懐かしい気持ちと嬉しさを感じました。
ジャンプ特有の、友情・努力・勝利を魅せてくれる作品なので、興味ある方はみて損はしないと思います。